不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

六本木の超高層マンション「THE ROPPONGI TOKYO CLUB RESIDENCE」、第1期販売好調/三井不動産レジデンシャルほか

「THE ROPPONGI TOKYO CLUB RESIDENCE」外観(写真左手)
エントランスラウンジパース
リビング・ダイニング(32階、専有面積100平方メートルの居室)

 三井不動産レジデンシャル(株)は25日、超高層マンション「THE ROPPONGI TOKYO CLUB RESIDENCE」(東京都港区、総戸数611戸)のモデルルーム内覧会を報道陣向けに開催した。

 同マンションは、「六本木三丁目地区第一種市街地再開発事業」の一部として、三井不動産レジデンシャル(株)、東京建物(株)、住友商事(株)および(株)ケン・コーポレーションが共同で開発するもの。

 東京メトロ日比谷線・都営地下鉄「六本木」駅徒歩3分に位置し、敷地面積は5,741.22平方メートル、延床面積は6万4,112.14平方メートル。建物は鉄筋コンクリート造一部鉄骨造、地上39階地下1階建て。総戸数611戸のうち、一般分譲住戸345戸、事業協力者用住戸84戸、賃貸用(非分譲)住戸182戸。

 「クラブ・レジデンス」という新発想を取り入れ、ホテルライクなサービスの提供を追求。専門スタッフが24時間常駐し、ホテルのコンシェルジュの役割と同様に「クラブマスター」として、居住者のサポートを行なう。ポーターやセキュリティスタッフも24時間常駐する。また、居住者の車の出入庫を行なうバレーパーキングのほかハウスキーピング、リネン交換、24時間ルームサービスなどを用意する。また、各界を代表する専門家によるプロフェッショナルなサービスとして、フラワーアレンジメントや、スパ&ネイルサービス、ヘアメイクなども提供する。

 住戸の専有面積は38.71~177.59平方メートル。
 すでに、第1期の販売を開始し、第1期販売戸数92戸のうち83戸は登録申込みが入っている。販売価格は6,120万~4億8,000万円(平均坪単価約550万円)。管理費は1平方メートルあたり400円。
 なお、最上階の7戸(販売価格:2億6,000万~4億8,000万円)は全戸申込み済み。第1期2次の販売においても、販売戸数3戸全戸に登録申込みがあるという。
 すでに約700組が来場、年齢層は40歳代が約4割で最も多く、家族数は、2人が最も多く約5割を占めた。現地スタッフによると、年収が3,000万以上の役員クラスで、ファミリーよりも1~2人世帯の年齢層の高い方からの申込みが多く見られる、という。

 今後のスケジュールは、竣工は2011年9月、入居は同年10月の予定。


最新刊のお知らせ

2024年5月号

住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには? ご購読はこちら