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資産課税の税制改正、約8割が「知らない」/ハイアス・アンド・カンパニー調査

 ハイアス・アンド・カンパニー(株)は3日、「相続に関する意識調査」結果を発表した。調査は2011年1月14~31日、同社サイトを通じて、住宅購入者を含むインターネットユーザーにアンケートしたもので、2,816人から有効回答を得た。

 資産課税(相続税・贈与税)の税制が改正される見通しであることは知っていますか、の問いには、約半数の43.8%が「知っている」と回答したものの、基礎控除の減額など改正内容まで「知っている」・「だいたい知っている」と答えた人は、全体の約2割(17.6%)にとどまった。

 また、相続に関して、「親と話したことがある」は27.5%。理由として「相続について意識したことが無いから」(36.2%)が最も多く、「まだまだ先のことだと思っているから」(31.2%)、「親が死んだ時の話を聞きにくい」(21.2%)と続いた。親の資産額については「把握していない」と「あまり把握していない」を合わせて74.4%。一方、「把握している」、「だいたい把握している」と答えた人の資産額は、約2割が「5,000万円以上」だった。


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