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首都圏中古マンション、成約件数再び前年割れ/東日本レインズ

 (財)東日本不動産流通機構は10日、2012年1月度の首都圏の市場動向を発表した。

 中古マンションの成約件数は2,305件(前年同月比▲3.3%)と、2ヵ月ぶりに前年同月比プラスを回復した12月から、再びマイナスとなった。都県別では東京都が1,128件(同2.6%増)、埼玉県が292件(同▲5.2%)、千葉県が270件(同▲18.9%)、神奈川県が615件(同▲4.4%)と、成約件数の多い東京都のみプラスとなった。

 成約単価は1平方メートル当たり38万7,800円(同▲2.5%)と7ヵ月連続の前年割れ。成約平均価格は2,533万円(同▲2.0%)で10ヵ月連続の下落だった。新規登録件数は1万5,939件(前年同月比16.7%増)と22ヵ月連続で前年同月を上回ったが、3ヵ月連続で増加率が2割を下回った。一方、在庫件数は4万4,771件(同25.6%増)で、16ヵ月連続の2ケタ増、8ヵ月連続の4万件超の高水準。

 一方、中古戸建住宅の成約件数は756件(同▲6.3%)と、4ヵ月ぶりに前年同月を下回った。成約平均価格は2,896万円(前年同月比▲5.6%)と、2ヵ月連続のマイナスとなった。


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