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三井不動産販売、4月1日に「三井不動産リアルティ」へ社名変更

 三井不動産販売(株)は2日、100%出資の連結子会社5社を吸収合併した上で、4月1日から社名を「三井不動産リアルティ(株)」に変更すると発表した。

 吸収合併するのは、不動産仲介事業を展開するいわゆる「リハウス会社」のうち、同社100%出資の三井リハウス東京(株)、三井リハウス西東京(株)、三井リハウス湘南横浜(株)、三井リハウス関西(株)、三井リハウス名古屋(株)の5社。同時に、地域販売会社4社も、「三井不動産リアルティ札幌(株)」、「同東北(株)」、「同中国(株)」、「同九州(株)」に商号変更する。

 同社の不動産仲介事業は、地元不動産会社と同社が共同出資するリハウス会社と同社がフランチャイズ契約し「三井のリハウス」ブランドで展開(三井式フランチャイズシステム)している。しかし、現在ではほとんどのリハウス会社が同社100%出資となっており、二重構造となっていた。今回の吸収合併により、この二重構造を廃止し、経営の効率化を図る。

 なお、同社以外の資本が入ったリハウス会社は現時点で8社(傘下43店舗)。これらについては、従来通りの三井式フランチャイズシステムで事業を展開していく。


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