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分譲マンション平均賃料3年連続の下落。東京都の事例シェア縮小で下落率拡大/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは15日、2012年の三大都市圏(主要都市別)における分譲マンション賃料年別推移を発表した。

 首都圏分譲マンションの1平方メートル当たり年間平均賃料は、2,493円(前年比3.7%下落)。10年から3年連続の下落。賃料水準の高い東京都の事例シェアが縮小し、下落率が拡大した。都県別では、東京都が2,915円(前年比1.9%下落)と2年連続の3,000円割れ。神奈川県2,036円(同0.2%上昇)、埼玉県1,605円(同1.5%下落)、千葉県1,517円(同4.4%下落)。

 都市圏別にみると、東京23区は3,016円(同1.5%下落)と3年連続の下落となったが、3,000円台を維持。横浜市2,173円(同0.1%上昇)、千葉市1,487円(同3.9%下落)、さいたま市1,763円(同1.7%下落)と横浜市を除き下落した。

 近畿圏の価格は1,702円(同1.6%下落)と3年ぶりに下落に転じた。中部圏は1,493円(同0.0%)と横ばい。都市圏別では、大阪市1,953円(同0.7%下落)、神戸市1,742円(同4.9%下落)、名古屋市1,592円(同0.4%下落)となった。


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