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札幌市中央区の民間都市再生事業計画を認定/国交省

外観イメージ

 国土交通省は19日、三井不動産(株)から申請のあった民間都市再生事業計画について、都市再生特別措置法の規定により認定した。

 同都市再生事業「(仮称)北2条西4丁目地区都市再生事業」の計画地は、札幌市の都心まちづくり計画で位置づけられた「うけつぎの軸(北3条通)」と「にぎわいの軸(駅前通)」の2つの骨格軸の交点に位置。計画地のポテンシャルを最大限に活かし、土地の合理的かつ健全な高度利用を図るため、「札幌三井ビルディング」「札幌三井ビルディング別館」を建て替え、業務・商業を中心とする複合的な都市機能を導入することによる札幌中心部の活性化と、北3条通の一部を「(仮称)北3条広場」として整備し、札幌の観光名所である赤レンガ庁舎前に魅力ある都市空間の創出を目指す。

 事業区域面積1万716.50平方メートル、鉄骨造、一部鉄筋コンクリート、鉄骨鉄筋コンクリート造地上20階地下3階塔屋1階建て、事務所、物販・飲食・サービス店舗などを備えたビルを建設する。敷地面積5,517.63平方メートル、延床面積6万8,192.35平方メートル。

 事業区域は北海道札幌市中央区北2条西4丁目1番3ほか。事業施工期間は2012年4月23日~14年8月31日。


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