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12年の首都圏・近畿圏マンション、総戸数400戸以上の大規模物件が急増/長谷工総研調査

 (株)長谷工総合研究所は21日、2012年の首都圏・近畿圏の大規模マンション(総戸数200戸以上)の供給動向調査結果を発表した。

 12年の首都圏における大規模マンションの新規供給は1万7,737戸(前年比16.5%増)、近畿圏では7,800戸(同36.1%増)と増加した。

 首都圏では、一度に300戸以上の供給が行なわれた物件が「プラウド船橋 一街区・二街区」(千葉県船橋市、総戸数573戸)をはじめ7物件(11年:2物件)と増加。総戸数400戸以上の供給戸数が8,480戸(前年比54.7%増)と、大幅に増加した。近畿圏でも2年ぶりに一度に300戸以上の供給を行なった物件が見られたなど、総戸数400戸以上の物件による供給戸数が3,593戸(同43.3%増)となり、1988年以降で最多となった。

 大規模マンションは、販売面でも好調で、12年における大規模マンションの初月販売率は首都圏・近畿圏共に80%を上回り、需給両面で回復基調に転じた。


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