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吹付けアスベストが露出した建築物、全国で1万5,972棟/国交省調査

 国土交通省は3日、建築物防災週間(2013年8月30日~9月5日)に実施した建築物に関する調査結果を発表した。1956年~89年までに施工された民間大規模建築物の吹付けアスベストの状況ほか、窓ガラスの地震対策、外壁材の落下防止対策、広告板の落下防止対策について調査したもの。

 吹付けアスベストおよびアスベスト含有吹付けロックウールの調査では、露出した吹付けアスベストの建築物数は1万5,972棟(前回調査比99棟減)、指導により対応済みの建築物数は1万1,205棟(同80棟増)、指導により対応予定の建築物数は972棟(同134棟増)となった。

 道路、避難路等に面しているはめ殺し窓ガラスの設置状況では、告示基準に適合していない建築物数が1,239棟(同10棟増)、 改修済みの建築物の数が903棟(同13棟増)、改修予定の建築物の数45棟(同増減なし)となった。

 その他調査の詳細は、同省ホームページ参照。


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