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三大都市圏のビル空室率、順調に低下/三鬼商事調査

 三鬼商事(株)は11日、2014年6月末時点のオフィスビル市況を発表した。

 東京ビジネス地区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)の5月末時点の平均空室率は6.45%(前月比0.07ポイント低下)。12ヵ月連続の低下となった。大規模ビルなど3棟が竣工し大型解約の動きもあったが、大型成約の動きもあり1ヵ月間に東京ビジネス地区全体で空室面積が約3,700坪減少した。1坪当たりの平均賃料は、新築ビルが2万7,363円(同446円下落)、既存1万6,386円(同102円上昇)。

 大阪ビジネス地区の平均空室率は8.89%(同0.24ポイント低下)。09年5月以来の8%台に突入した。既存ビルの1坪当たり平均賃料は1万1,157円(同10円下落)。

 また、名古屋ビジネス地区の平均空室率は8.46%(同0.26ポイント低下)で、8ヵ月連続の低下。既存ビル1坪あたりの平均賃料は、1万793円(同4円下落)。


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