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今後1年の住宅ローン金利、利用者の過半数が「ほとんど変わらない」と予測/住宅金融支援機構調査

 (独)住宅金融支援機構はこのほど、2014年度「民間住宅ローン利用者の実態調査(民間住宅ローン利用者編)」を発表した。14年3~6月に民間住宅ローンを借り入れた人にインターネットアンケートを実施。有効回答数は960件。

 金利タイプについては、全期間固定型が29.4%(前回調査<13年11月~14年2月>比2.3ポイント減)とやや減ったのに対して、変動型が39.3%(同2.2ポイント増)と微増した。固定期間選択型は31.4%(同0.2ポイント増)と横ばいで推移した。

 今後1年間の住宅金利見通しについては、全体の50.8%が「ほとんど変わらない」と、現状維持を予測。前回調査の48.5%からさらに増えて過半を超えた。このほか、「現状よりも上昇する」37.3%(同2.3ポイント増)、「現状よりも低下する」4.5%(同1.1ポイント減)、「見当がつかない」7.4%(同3.4ポイント減)となった。


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