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9月の分譲マンション賃料、都心部で新築・築浅が増加し上昇/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは15日、2014年9月の三大都市圏分譲マンション賃料月別推移を公表した。分譲マンションが賃貸された場合の募集賃料を1平方メートル当たりに換算して算出している。

 当月は、首都圏平均で2,575円(前月比0.5%上昇)。2ヵ月連続の上昇となり、年初の水準を回復した。都県別では東京都3,084円(同1.4%上昇)、神奈川県2,001円(同1.4%下落)、埼玉県1,622円(同0.3%下落)、千葉県1,507円(同1.1%下落)となった。東京では、23区を中心に新築物件が賃貸として市場に出てくることが多かったことから、この1年で最も高水準だった14年4月の水準を回復した。

 近畿圏は1,830円(同0.1%上昇)、中部圏1,552円(同0.2%上昇)といずれもわずかながら上昇。両エリアとも5月をピークに下落傾向が続いていたものの、底打ちの様相を見せている。


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