不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

東京都心5区の大規模ビル空室率、3ヵ月連続で改善/三幸エステート調査

 三幸エステート(株)は18日、2014年11月度の東京都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)および全国6大都市(東京、札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡)の基準階貸室面積200坪以上のビルの市場動向をまとめた。

 東京都心5区の空室率は4.02%(前月比0.31ポイント下落)と3ヵ月連続で低下。3%台が目前となり、需要拡大を背景に需給バランスが一段と引き締まっているとした。現空面積は21万1,537坪(同1万1,744坪減)と減少した。

 募集賃料は、1坪当たり1万8,755円(同159円減)と再び下落したものの、前年同月比ではプラスを維持しており、上昇サイクルは続いている。募集面積は48万6,534坪(同120坪増)と若干ではあるが増加した。

 全国6大都市の空室率は、東京23区4.5%(同0.2ポイント減)、札幌市5.9%(0.3ポイント増)、仙台市10.6%(同0.3ポイント増)、名古屋市5.8%(同0.3%減)、大阪市7.3%(同0.1ポイント減)、福岡市5.2%(同0.3ポイント減)となった。


最新刊のお知らせ

2024年5月号

住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには? ご購読はこちら