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新築戸建の成約価格、23区好調で3ヵ月連続上昇/アットホーム調査

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は29日、同社のネットワークにおける2014年12月期の首都圏新築戸建て・中古マンションの登録価格、および成約価格データを発表した。対象は、登録物件が新築戸建て9,750件、中古マンション729件。成約物件が新築戸建て1,667件、中古マンション586件。

 新築戸建ての平均登録価格は、首都圏平均で1戸当たり3,298万円(前年同月比1.4%上昇)と、5ヵ月連続のプラスとなった。成約価格は1戸当たり3,286万円(同1.1%上昇)で、3ヵ月連続のプラスとなった。価格水準の高い東京23区の成約大幅増が要因。ただし、成約平均価格は23区・都下・神奈川とも下落している。

 中古マンションの平均登録価格は、首都圏平均で1戸当たり2,261万円(同6.7%上昇)と再びプラスに転じた。成約価格は、1戸当たり2,245万円(同10.0%上昇)と12ヵ月連続のプラス。価格水準も高い東京23区が2,920万円(同10.1%上昇)と大幅上昇に転じたのが要因。1平方メートル当たりの成約価格も39万7,800円(同12.3%上昇)と上昇に転じた。

 中古マンション市場では、価格上昇に伴い登録価格と成約価格の乖離幅が拡大。12月は17.3%で12年2月の21.9%以来の差となっている。


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