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不動産の景気DI、13ヵ月ぶりの大幅改善/TDB調査

 (株)帝国データバンクは4日、2015年2月の「TDB景気動向調査(全国)」結果を発表した。調査対象は2万3,365社、有効回答は1万593社。

 同月の景気動向指数(景気DI:0~100、50が判断の分かれ目)は45.1(前月比1.2ポイント増)で、2ヵ月連続の改善に。業界別では「不動産」「製造」「小売」「卸売」など10業界中7業界で改善した。

 「不動産」のDIは、オフィスを中心とした貸事務所や、マンション需要の高まりのほか、不動産管理、建物売買などの景況感が大きく好転したこともあり、47.2(同2.1ポイント増)と13ヵ月ぶりとなる大幅な改善となった。

 企業規模別では、「大企業」が48.0(同0.9ポイント増)、「中小企業」が44.2(同1.2ポイント増)、「小規模企業」が43.4(同1.1ポイント増)となり、2ヵ月連続、全規模で改善した。


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