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新築戸建の成約価格、再びプラスに/アットホーム調査

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は26日、同社のネットワークにおける2015年2月期の首都圏新築戸建・中古マンションの登録価格、および成約価格データを発表した。対象は、登録物件が新築戸建て1万3,055件、中古マンション933件。成約物件が新築戸建て2,464件、中古マンション671件。

 新築戸建ての平均登録価格は、首都圏平均で1戸当たり3,263万円(前年同期比0.4%上昇)と7ヵ月連続でプラスに。成約価格は1戸当たり3,266万円(同0.6%上昇)と再びプラスとなったが、成約の約3割を占める神奈川県で同3.9%下落しため、上昇率は小幅にとどまった。

 一方、中古マンションの平均登録価格は、首都圏平均で1戸当たり2,287万円(同0.9%下落)と3ヵ月ぶりにマイナスとなった。成約価格は、1戸当たり2,378万円(同6.0%上昇)と14ヵ月連続のプラスに。特に東京23区では都心・城南エリアの成約が堅調で、4,000万円以上の物件割合が5ヵ月ぶりに2割を超えたことなどが要因。1平方メートル当たりの成約価格も40万5,600円(同5.2%上昇)と3ヵ月連続で上昇した。


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