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賃貸マンション入居者、10万円以下の物件では「内覧せずに決めた」が16%/ADインベストメント・マネジメント調査

 アドバンス・レジデンス投資法人の資産運用会社であるADインベストメント・マネジメント(株)はこのほど、マンション居住者の実態調査結果を発表した。調査は2014年4月28日~同年7月15日にかけて、ウェブと冊子でアンケートを実施。3,106件の回答を得た。

 入居を決めるまでの内覧数は、2~5件という回答が多く、全体の60%を占めた。一方で「1件」「内覧をせずに決めた」という回答もそれぞれ1割程度いることも分かった。特に、賃料10万円以下の物件では、内覧をせずに決めたという回答が16%にのぼった。また、6件以上内覧したケースでは、高額帯の入居者の割合が高かった。

 設置してほしい設備について聞いたところ「インターネット無料」が48.58%でトップ。続いて「ウォークインクロゼット」45.88%、「温水洗浄付便座」36.38%と続いた。賃料帯別にみると、10万円以下の層ではインターネット無料の要望割合が高く、高額帯では床暖房の要望割合が高くなった。


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