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新築戸建ての成約価格、2ヵ月連続の上昇/アットホーム調査

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は30日、同社のネットワークにおける2015年6月期の首都圏新築戸建て・中古マンションの登録価格、および成約価格データを発表した。対象は、登録物件が新築戸建て9,509件、中古マンション918件。成約物件が新築戸建て2,009件、中古マンション682件。

 新築戸建ての平均登録価格は、首都圏平均で1戸当たり3,346万円(前年同月比0.3%下落)と、3ヵ月ぶりのマイナス。成約価格は同3,355万円(同3.1%上昇)と2ヵ月連続で上昇した。東京23区が城南など高額物件の多いエリアでの成約が堅調で、成約価格が4,571万円(同7.0%上昇)と大幅に増加したことがなどが要因。

 中古マンションの平均登録価格は、首都圏平均で1戸当たり2,467万円(同8.2%上昇)と、4ヵ月連続のプラス。成約価格も同2,361万円(同1.5%上昇)と、18ヵ月連続のプラス。価格水準の高い東京23区と都下が下落したにも関わらず平均価格が上昇したのは、同エリアの成約が増加したため。ただし、上昇率は1.5%と3ヵ月連続で1%台の小幅にとどまり、前月比は再び下落した。1平方メートル当たりの成約価格は42.07万円と前年同月比6.5%上昇し、7ヵ月連続のプラスとなった。


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