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全国の住宅ストック量は前年比微増、新耐震シェアは69%/国交省調査

 国土交通省は30日、建築物ストック統計(2015年1月1日現在、暫定値)を公表した。住宅・土地統計調査、法人建物調査を基に、用途別、構造別、竣工年別等に床面積の総量を推計したもの。

 全国のストック床面積総量は、約73億6,567万平方メートル。そのうち住宅は約55億2,973万平方メートル(対前年比約0.6%増)で、住宅の延床面積の総計は全体の約75.1%となった。

 このうち、新耐震基準が定められた1981年以降に建てられた建築物の延床面積は、全体の約69.3%。住宅の延床面積における木造建築物の延床面積の割合は、住宅で約67.5%となった。

 また、非住宅は約18億3,594万平方メートル(同約0.3%増)。非木造の割合は約93.1%と大きく、使途としては、事務所・店舗(約32.8%)と工場・倉庫(約42.9%)の割合が大きい。


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