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新設住宅着工、8ヵ月ぶりに減少/国交省調査

 国土交通省は30日、10月の建築着工統計を公表した。

 同月の新設住宅着工戸数は7万7,153戸(前年同月比2.5%減)となり、8ヵ月ぶりに減少した。分譲マンションで前年同月に大規模マンションの着工が多かったことによる反動と考えられる。季節調整済年率換算では86万2,000戸(前月比4.3%減)となった。

 利用関係別では、持家が2万4,830戸(前年同月比2.4%増)。6ヵ月連続の増加となり、消費増税に伴う反動減から徐々に持ち直している。貸家は3万2,757戸(同2.6%減)で6ヵ月ぶりに減少したが、3万台は維持しており、市場の堅調さが推測できる。

 分譲住宅は1万8,838戸(同9.5%減)と2ヵ月連続の減少。マンションは8,690戸(同17.2%減)で2ヵ月連続減、一戸建住宅は1万30戸(同1.1%減)で3ヵ月ぶりに減少した。


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