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住宅の不動産価格指数、マンション35ヵ月連続のプラス/国交省調査

 国土交通省は27日、2016年1月分の「不動産価格指数(住宅)」および「不動産取引件数・面積(住宅)」を公表した。不動産価格指数は、10年の平均を100として算出している。

 1月の住宅総合指数は107.1(前年同月比2.3%上昇)、住宅地が98.2(同0.6%下落)、戸建住宅が99.4(同0.9%下落)。マンション(区分所有)は127.5(同8.0%上昇)と、35ヵ月連続のプラスとなった。

 都市圏別の指数は、南関東圏の住宅総合が109.4(同5.1%上昇)、住宅地が100.6(同2.4%上昇)、戸建住宅が99.5(同1.7%上昇)、マンションが125.3(同9.0%上昇)。名古屋圏の住宅総合が103.0(同0.4%上昇)、住宅地が99.2(同2.0%下落)、戸建住宅が99.4(同1.1%上昇)、マンションが122.6(同1.0%下落)。京阪神圏の住宅総合が109.9(同3.7%上昇)、住宅地が101.2(同2.2%下落)、戸建住宅が102.1(同2.4%上昇)、マンションが129.8(同8.6%上昇)。

 東京都の住宅総合は116.5(同8.5%上昇)、住宅地が105.5(同6.3%上昇)、戸建住宅が103.9(同4.7%上昇)、マンションが130.1(同11.1%上昇)だった。

 住宅用不動産取引件数は、全国の戸建住宅が1万230件・取引面積252万2,207平方メートル。マンションの取引件数が1万1,156件・取引面積61万1,385平方メートル。


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