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新築戸建ての成約価格、5ヵ月連続のプラス/アットホーム調査

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は28日、同社のネットワークにおける3月の首都圏新築戸建て・中古マンションの登録価格および成約価格データを発表した。対象は、登録物件が新築戸建て7,939件、中古マンション1,027件、成約件数が新築戸建て2,278件、中古マンション705件。

 新築戸建ての登録価格は、首都圏平均で1戸当たり3,453万円(前年同月比5.7%上昇)、成約価格は3,357万円(同4.1%上昇)となり、いずれも5ヵ月連続のプラスに。
 エリア別の成約価格は、東京23区で5,000万円以上の物件成約好調で4,789万円(同11.3%上昇)となったほか、成約数トップの埼玉県も2,932万円(同7.9%上昇)となるなど、全都県で上昇した。

 一方、中古マンションの登録価格は、首都圏平均で1戸当たり2,569万円(同9.7%上昇)で13ヵ月連続のプラス。成約価格は2,400万円(同2.4%下落)と、3ヵ月ぶりのマイナスとなった。価格水準の高い東京23区で需給のミスマッチが顕著となり、成約が大幅に減少したことなどが要因。神奈川県では、横浜市が成約増・価格上昇となったことで、2,348万円(同6.0%上昇)と上昇に転じた。
 
 また、成約価格の首都圏平均は10ヵ月連続で登録価格の平均を下回っている。1平方メートル当たりの成約価格は41万3,400円(同2.2%上昇)と、2ヵ月連続のプラスとなった。


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