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建築物リフォーム工事、住宅の工事受注高は4%増にとどまる/国交省調査

 国土交通省は28日、2015年度上半期の建築物リフォーム・リニューアル調査結果を発表した。15年4月1日~9月30日に元請として受注した増築、改築、改装などの工事を対象に、受注高や各月最初に受注した個別工事内容などを建設会社に聞いた。

 調査期間中の建築物リフォーム・リニューアル工事の受注高は5兆9,894億円(前年同期比17.2%増)。このうち住宅は2兆796億円(同4.7%増)にとどまったが、非住宅は3兆9,098億円(同25.1%増)と大幅に増加した。

 住宅のリフォーム・リニューアル工事の受注件数は208万850件(同17.6%減)と大幅減に。目的は「劣化や壊れた部位の更新・修繕」が134万2,883件(同20.3%減)、「省エネルギー対策」が19万41件(同16.2%減)、「高齢者・身体障害者対応」が14万7,954件(同3.6%減)などとなった。

 住宅1件当たりの工事受注額は、一戸建て、共同住宅(専有部)とも「50万円未満」が最多となった。


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