不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

「熊本地震」による会員受託マンション被害、「大破」は1棟にとどまる/管理協調査

 (一社)マンション管理業協会は28日、平成28年熊本地震で被災した九州地方の会員受託マンションの被災状況調査を発表した。

 同協会会員は、九州7県で7,610棟(うち熊本県572棟)を管理しており、回答のあった5,973棟(うち熊本県294棟)の被災状況をまとめた。

 建物の被害状況は、「大破」1棟(調査棟数全体の0.02%)、「中破」5棟(同0.08%)、「小破」151棟(同2.53%)、「軽微」53棟(0.89%)、「被害なし」5,763棟(同96.48%)となった。「大破」「中破」はいずれも熊本県内のマンション。「小破」「軽微」も含め、被害の約75%が熊本県に集中している。


最新刊のお知らせ

2024年5月号

住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには? ご購読はこちら