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社内体制の強化等で増益/ミサワホーム16年3月期決算

 ミサワホーム(株)は13日、2016年3月期決算を発表した。

 当期(15年4月1日~16年3月31日)は、連結売上高3,993億3,600万円(前期比2.6%減)、営業利益66億8,600万円(同14.8%増)、経常利益67億9,500万円(同30.5%増)、当期純利益34億3,800万円(同3.9%増)。注文住宅を中心に前期の消費税率引き上げに伴う落ち込みの影響が残ったが、首都圏におけるグループ体制の強化と生産体制の最適化を図り、同時に、本社体制についても見直しを行ない、固定費の削減に取り組んだ結果、減収増益となった。

 主力の戸建住宅事業は、注文住宅において、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)標準化に向けた取り組みの推進やラインナップ拡充を図り、売上戸数は6,614戸(同11.9%減)を計上。分譲住宅では、「アルビオコート検見川浜」(千葉県千葉市)など、安全・安心な住宅を提供することで資産価値を高めるまちづくりを推進した。その結果、同事業全体の売上高は2,091億円(同8.3%減)となった。

 なお次期については、連結売上高4,100億円、営業利益75億円、経常利益75億円、当期純利益35億円を見込む。


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