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首都圏の居住用賃貸成約件数、アパート不振で2ヵ月連続減少/アットホーム

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は24日、同社の全国不動産情報ネットワークにおける2016年4月期の首都圏居住用賃貸物件の市場動向を発表した。

 同月の首都圏居住用賃貸物件の登録件数は、23万2,546件(前年同月比6.2%減)。1平方メートル当たりの登録賃料は、賃貸マンションは2,580円(同1.1%下落)、賃貸アパートが2,147円(同0.4%下落)。1戸当たりの登録賃料は賃貸マンションが9万2,100円(同2.0%下落)、賃貸アパートは5万9,500万円(同2.1%下落)となった。

 成約件数は2万676件(同1.6%減)と2ヵ月連続で減少。中古マンションは増加に転じたものの、新築の減少とアパートの不振が要因となった。地域別では、東京23区が8,802件(同4.3%減)、神奈川県が5,488件(同7.4%減)とマイナスに。一方、東京都下は1,815件(10.2%増)、埼玉県2,515件(同11.7%増)、千葉県2,056件(同3.4%増)とプラスとなった。

 1平方メートル当たりの成約賃料の平均は、賃貸マンションが2,598円(同0.1%上昇)と3ヵ月連続のプラス。賃貸アパートは2,171円(同0.7%下落)で2ヵ月連続のマイナスに。1戸当たりの成約賃料は、賃貸マンションが8万7,300円(同2.1%下落)と7ヵ月連続のマイナス、賃貸アパートは6万1,500円(同1.4%下落)で5ヵ月ぶりのマイナスとなった。


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