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大阪、名古屋、福岡、仙台でオフィス空室率改善/ビルディング企画調査

 (株)ビルディング企画は18日、全国6大都市圏(札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡)の主要エリアにおけるオフィスビル市況を発表した。東京については8月18日のニュースを参照。

 各都市圏の平均空室率は、札幌が3.50%(前月比0.04ポイント上昇)と、わずかながら8ヵ月ぶりの上昇となった。仙台は7.68%(同0.27ポイント低下)で、2ヵ月連続の改善。名古屋は6.10%(同0.18ポイント低下)、大阪は5.89%(同0.42ポイント低下)、福岡は4.00%(同0.29ポイント低下)。改善した4都市ではいずれも大型成約が空室解消に寄与した。

 1坪当たりの推定成約賃料は、札幌が8,706円(同204円上昇)、仙台が8,708円(同197円下落)、名古屋は1万61円(同84円下落)、大阪は9,200円(同313円低下)、福岡は9,403円(同83円下落)。上昇した札幌は、低空室率によって札幌駅周辺エリアで賃料上昇の動きがあったことが要因。


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