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8月建設工事出来高、微増の4兆2,090億円/国交省調査

 国土交通省は17日、2016年8月分の「建設総合統計」を発表した。建築着工統計調査・建設工事受注動態統計調査から得られる工事費額を着工ベースの全額と捉え、過去の調査で得られた工事の進捗率を適用して月次の建設工事高として推計している。

 同月の出来高総計は、4兆2,090億円(前年同期比0.3%増)。
 民間総計は2兆5,889億円(同4.5%増)。内訳は、建築が2兆1,565億円(同5.4%増)、そのうち居住用は1兆3,764億円(同6.5%増)、非居住用が7,801億円(同3.5%増)。土木は4,324億円(同0.1%増)だった。

 公共総計は1兆6,201億円(同5.7%減)。内訳は、建築が2,880億円(同12.2%減)で、そのうち居住用は589億円(同12.0%減)、非居住用が2,292億円(同12.3%減)。土木は1兆3,321億円(同4.1%減)。

 地域別では、北海道2,625億円(同4.2%減)、東北5,266億円(同8.0%減)、関東1兆4,447億円(同2.7%増)、北陸2,253億円(同0.6%減)、中部4,733億円(同0.1%減)、近畿5,358億円(同5.6%増)、中国2,045億円(同0.8%減)、四国1,163億円(同5.7%増)、九州・沖縄4,200億円(同0.3%増)であった。


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