不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

賃貸住宅の建築請負好調。増収増益/積水ハウス17年1月期第3四半期決算

 積水ハウス(株)は8日、2017年1月期第3四半期決算を発表した。

 当期(16年2月1日~10月31日)は、連結売上高1兆4,457億4,000万円(前年同期比6.0%増)、営業利益1,272億9,200万円(同14.0%増)、経常利益1,274億6,500万円(同8.7%増)、四半期純利益831億5,800万円(同16.8%増)であった。

 主力の建築請負では、戸建住宅事業は売上高2,802億4,200万円(同1.7%減)、営業利益344億1,800万円(同6.8%増)とふるわなかったが、賃貸住宅事業は売上高3,096億5,800万円(同9.8%増)、営業利益397億900万円(同22.1%増)と伸長。
 受注状況については、戸建住宅は受注高2,922億7,900万円(同0.2%増)、受注残高2,217億5,900万円(同5.7%増)、賃貸住宅は受注高3,490億8,800万円(同8.7%増)、受注残高3,964億2,100万円(同11.0%増)。
 賃貸管理ビジネスを中心とする不動産フィー事業では、一括借り上げや管理受託戸数の増加により、売上高3,509億2,700万円(同4.5%増)、営業利益244億5,000万円(同15.5%増)と好調。
 都市再開発事業は、所有賃貸物件の入居率が堅調に推移したほか、REITへの物件売却もあり、売上高1,109億5,100万円(同45.1%増)、営業利益205億3,100万円(同1.1%増)を計上した。

 通期は、売上高2兆円、営業利益1,750億円、経常利益1,780億円、当期純利益1,130億円を見込む。


最新刊のお知らせ

2024年5月号

住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには? ご購読はこちら