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京都・八幡市で学生ら設計した団地の入居者募集/UR都市機構

募集住戸「ロビーラウンジのある住まい」

 (独)都市機構(UR都市機構)西日本支社は16日、同機構が管理する「UR男山団地」(京都府八幡市、管理戸数4,594戸)のリノベーションを実施。2017年1月より入居募集を開始すると発表した。

 関西大学、八幡市、京都府と協働して取り組んでいる、地域コミュニティ活性化やセルフリノベーション特区の供給などの活動の一環。「次世代を育むまちづくり」を目指し地域再生施策として行なった。

 「UR男山団地」は、京阪本線「樟葉」駅から京阪バス約8分、京阪本線「八幡市」駅から京阪バス約11分に立地。鉄筋・鉄骨鉄筋コンクリート造の5~14階建ての147棟で構成する1972年から76年にかけて完成した団地。関西大学の学生が団地内の365日開設しているコミュニティ活動拠点「だんだんテラス」に常駐し、団地居住者とのコミュニケーションを図りながら、住まいのニーズを集め「暮らしを楽しめる空間」を軸とした新しい暮らし方を提案する住戸を設計した。

 募集住戸は「インナーガレージのある住まい」(専有面積48.71平方メートル、1LDK)、「ロビーラウンジのある住まい」(同48.71平方メートル、1LDK)、「住み続けたい住まい」(同48.05平方メートル、1LDK)、「プレイルームのある住まい」(48.05平方メートル、2DK)の4戸。募集家賃は4万4,600円~5万4,700円。2017年1月28日~2月4日まで一般公開した上で、2月5日より入居募集申込受付を開始する。
 受付場所は男山団地募集案内所(男山団地B48棟2階)。


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