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首都圏中古マンション価格下落、神奈川・埼玉は1%超上昇/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは21日、2016年11月の三大首都圏中古マンション70平方メートル換算価格の月別推移を発表した。

 首都圏の中古マンションの平均価格は3,547万円(前月比2.0%下落)とおおむね9月の水準まで下落した。地域別では、東京都が4,809万円(同0.9%下落)、平均築年数がやや進んだ千葉県が1,908万円(同0.7%下落)と下落した。一方、神奈川県は2,765万円(同1.5%上昇)、埼玉県は2,086万円(同1.3%上昇)と主要エリアが県平均を押し上げ、ともに1%超上昇した。

 近畿圏の平均価格は2,084万円(同0.4%上昇)と小幅ながら強含んでおり、依然として上昇基調を維持。大阪府は2,270万円(同0.6%上昇)と再び上昇、9月に記録した直近での最高値を更新した。兵庫県は1,817万円(同0.1%上昇)とわずかにプラスになったが、上昇度合いを見る限り、圏域中心エリアである大阪府との差は開く一方となった。

 中部圏の平均価格は1,679万円(同0.5%上昇)。愛知県では1,806万円(同0.2%上昇)とともに小幅ながら上昇傾向を堅持している。


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