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4期連続で過去最高/住友不動産17年3月期

 住友不動産(株)は11日、2017年3月期決算(連結)を発表した。

 当期(16年4月1日~17年3月31日)は、営業収益9,251億5,100万円(前期比8.2%増)、営業利益1,881億7,100万円(同8.0%増)、経常利益1,676億9,700万円(同13.0%増)、当期純利益1,034億8,800万円(同17.9%増)。営業収益、営業利益、経常利益、当期純利益のすべてにおいて、4期連続で過去最高を更新した。

 不動産賃貸事業部門は、既存ビルの空室率改善と賃料上昇効果に加え、前期竣工の「東京日本橋タワー」(東京都中央区)、「住友不動産三田ビル」(東京都港区)等の通期稼働が業績に寄与。営業収益は3,374億6,500万円(同7.6%増)、営業利益は1,262億1,300万円(同13.3%増)で、2期連続で過去最高を更新した。既存ビルの空室率は4.5%(同0.2ポイント低下)と小幅改善。

 不動産販売事業部門は、マンション、戸建て、宅地計で5,716戸(同720戸増)を計上。営業収益は3,142億9,900万円(同14.3%増)、営業利益は461億8,900万円(同4.5%増)と、3期連続で過去最高を更新。マンションの契約戸数は6,467戸(同943戸増)と、初めて6,000戸を超え、過去最高を更新した。

 次期は、営業収益9,500億円、営業利益2,000億円、経常利益1,800億円、当期純利益1,150億円を見込む。


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