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広島のホテル活用し瀬戸内観光活性化へ

「ホテルビスタ広島」完成予想図

 (株)マリモは25日、同社が開発中の「ホテルビスタ広島」(広島市中区、総室数228室)を通じた瀬戸内地域の観光産業活性化に向けて、(一社)せとうち観光推進機構(せとうちDMO)、(株)瀬戸内ブランドコーポ―レションと協力していくことで合意した。

 同ホテルは、同社が初めて設計から手掛けるホテル案件で、広島で初めて運営に(株)ビスタホテルマネジメントを選定した。ビジネスユーザーだけにとどまらず、観光・レジャーユースも視野に入れた宿泊特化型ホテルとして、国内外の需要を取り込んでいく。

 敷地面積887.31平方メートル、鉄骨造14階建て、延床面積7,927.55平方メートル。個室ミーティングに対応可能なレストランを設置するほか、エレベーターホールやメインロビーに「和」のテイストを取り入れる。開業は2018年夏の予定。

 せとうちDMOは、瀬戸内観光の宿泊の受け皿として同ホテルに期待。日本政策投資銀行や地元金融機関が出資する「せとうち観光ファンド」から同ホテルの開発資金の一部を拠出するとともに、今後のプロモーション等において協力していく。


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