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新築戸建て成約価格、2ヵ月連続で上昇

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は30日、同社ネットワークにおける2017年4月の首都圏新築戸建てと中古(既存)マンションの登録価格・成約価格のデータを公表した。対象は、登録物件は新築戸建て9,221件、既存マンション783件、成約物件は新築戸建て1,498件、既存マンション703件。

 新築戸建ての登録価格は首都圏平均で1戸当たり3,504万円(前月比1.5%上昇)と2ヵ月連続のプラスに。前年同月比では0.1%上昇した。

 成約価格は3,509万円(同2.8%上昇)と2ヵ月連続のプラスとなり、8年3ヵ月ぶりに3,500万円を超えた。成約の3割超を占める神奈川県で平均価格の高い横浜・川崎市の成約が好調だったことによる。前年同月比は2.5%上昇し18ヵ月連続のプラス。

 09年1月を100とした1戸当たりの価格指数は、登録物件が100.3(同1.4ポイント上昇)、成約物件が99.1(同2.7ポイント上昇)となったが、成約物件の指数は4ヵ月連続で登録物件を下回った。

 一方、既存マンションの登録価格は1戸当たり2,692万円(同4.7%上昇)となり、再びプラスに転じた。前年同月比では3.1%上昇し、7ヵ月ぶりにプラスとなった。

 成約価格は2,648万円(同1.3%下落)で2ヵ月連続のマイナス。成約の5割弱を占める東京23区の下落等による。前年同月比では7.9%上昇し13ヵ月連続のプラスとなった。

 09年1月を100とした1戸当たりの価格指数は、登録価格126.1(同5.7ポイント上昇)、成約物件132.9(同1.8ポイント下落)と、成約物件の価格指数が登録物件を14ヵ月連続で上回った。


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