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大規模な屋上緑化が増加傾向/国交省調査

 国土交通省は31日、2016年の「全国屋上・壁面緑化施工実績調査」結果を発表した。全国の造園建設会社や総合建設会社、屋上・壁面緑化関連資材メーカーなど509社を対象に郵送による調査をしたもので、264社から回答を得た。

 16年に施工された屋上緑化空間は、約27.6haで、東京ドーム(約4.7ha)の約6個分となった。00年からの累計面積は、約471ha。1件当たりの施工面積は平均254平方メートルで、前年比で約3割(62平方メートル)増加。07年以降減少傾向だった1件当たりの施工面積と、1,000平方メートル以上の施工が増加傾向となっており、今後も大規模な屋上緑化が増えていくとした。

 また、同年に施工された壁面緑化空間は約8.7haで、東京ドーム約2個分。00年からの累計面積は、約86haとなった。


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