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「安心R住宅」運用開始へ。全国で説明会開催

 国土交通省は、既存住宅流通促進に寄与する事業者団体の登録制度「安心R住宅」の本格運用に向けて、30日より全国で説明会を開催する。

 同制度は、消費者が既存住宅を「住みたい」「買いたい」と思えるよう、耐震性等の品質を備え、消費者ニーズに沿ったリフォームの実施等について適切な情報提供が行なわれる既存住宅に対し、国の関与のもとで標章付与を行なう仕組み。標章の使用を希望する事業者団体(一般社団法人等)を審査・登録し、標章の使用を許諾。事業者団体は、リフォームの基準および標章の使用について事業者が守るべきルール等を設定し、団体の構成員の事業者の指導・監督を行なう。事業者は、要件に合致した住宅について、団体の基準やルールに則って広告販売時に標章を付与することができる。
 今年中に団体の登録を開始する予定。

 説明会では、同制度への登録を検討している事業者団体の担当者、制度に関心のある宅地建物取引業者、住宅リフォーム事業者に向けて、制度概要、登録手続き等の周知を図る。開催地は、仙台、渋谷、名古屋、大阪、広島、福岡。詳細は(一社)住宅リフォーム推進協議会(事務局)のホームページ(http://www.j-reform.com/anshin-r)を参照。


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