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居住・資産価値の維持拡大に努める/管理協

「居住者の資産価値・居住価値の維持拡大に寄与するための方策の検討・実施を進めていく」と話す岡本氏

 (一社)マンション管理業協会は18日、第一ホテル東京(東京都港区)にて新年賀詞交歓会を開催。協会関係者、国会議員など多数の来賓が参加した。

 冒頭、挨拶に立った岡本氏は、「マンション管理業に求められるサービスは、ハード・ソフトの両面で複雑化してきているが、現場の人手不足は深刻で、業務品質・業務生産性の向上は容易ではない。マンション管理業界は、居住者生活の器である“建物”、“生命”、“生活”を守るという3つの社会的役割を担っていることを認識し、マンションの資産価値と居住価値を上げていくことが重要」と述べた。
 同協会が昨年策定した「マンション管理業務共通見積書式」にも触れ、「お客さまと管理会社との基本的な信頼関係構築を促進する大きな一歩であった」と振り返った。

 住宅宿泊事業法への対応については、「3月15日までに、管理受託しているすべての管理組合が民泊の可否を意思決定できるよう、会員各社が全国で説明会を開催し、管理組合へ働きかけている」とした。

 また、3月に公表する予定の中期経営計画についても言及。「3つの社会的な役割をしっかり果たせる体制を確立し、居住者の資産価値・居住価値の維持拡大に寄与するための方策の検討・実施を進めていく」と話した。


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