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大規模建築の木造化を推進/三井ホーム

新社屋「三井ホーム北海道 札幌ビル」外観

 三井ホームグループの三井ホーム北海道(株)は1日、同社で設計・施工した木造3階建ての新社屋「三井ホーム北海道 札幌ビル」(札幌市北区)に移転し、営業を開始した。

 同オフィスビルは、敷地面積596.97平方メートル、延床1,372.66平方メートル、木造(枠組壁工法)地上3階建て。木造オフィスビルとしては、北海道内最大級の規模となる。
 屋根構造は、設計条件である積雪140cmの荷重に耐える強度を確保。床、屋根の構造材にはトラスを使用し、大空間を実現。また、パネル化など現場作業の合理化により工期を短縮、コストダウンにつなげた。
 木造による大規模建築は従来防火上の問題などにより規制されていたが、昨今は実証実験等により性能面での問題点はクリアされ、施工件数も大きく増加している。

 同社グループは今後、木造における医療・福祉施設、文教施設、商業施設など大規模施設計建築事業の拡大を目指していく。


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