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首都圏新築戸建て価格、3県で前年比上昇

 (株)東京カンテイは7日、2018年5月の主要都市圏別・新築木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。敷地面積100~300平方メートル、最寄り駅からの所要時間徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物共に所有権の物件が対象。

 首都圏の平均価格は3,800万円(前月比0.9%下落)と反転下落した。都県別にみると、東京都は4,524万円(同1.4%下落)と反転下落し、神奈川県は4,258万円(同2.3%上昇)と反転上昇した。千葉県は3,026万円(同2.4%下落)と3ヵ月ぶりに反転下落。埼玉県も3,299万円(同0.9%下落)と反転下落した。また前年同月比は、東京都(同2.0%下落)、神奈川県(同10.6%上昇)、千葉県(同11.0%上昇)、埼玉県(同4.9%上昇)で、東京都以外3県すべてで上昇した。

 近畿圏の平均価格は2,996万円(同1.8%上昇)と反転上昇。府県別では、大阪府が3,169万円(同4.0%上昇)と反転上昇。兵庫県は3,029万円(同3.3%下落)と反転下落。京都府が3,314万円(同2.9%上昇)と、反転上昇した。

 中部圏は3,059万円(同2.1%下落)、愛知県は3,227万円(同2.3%下落)と、いずれも5ヵ月ぶりに下落に転じた。

 福岡県は3,028万円(同6.2%上昇)と反転上昇した。


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