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首都圏の小規模戸建て価格、6ヵ月連続上昇

 (株)東京カンテイは9日、2018年6月の主要都市圏別・新築小規模木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。敷地面積50~100平方メートル、最寄り駅からの所要時間徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物共に所有権の物件が対象。

 首都圏の平均価格は4,575万円(前月比2.1%上昇)と6ヵ月連続の上昇。都県別にみると、東京都は5,377万円(同1.1%上昇)と5ヵ月連続で上昇。神奈川県は4,082万円(同0.0%)と横ばい。千葉県は3,921万円(同9.0%上昇)と、市川市の分譲増加が寄与し大きく反転上昇した。埼玉県は3,548万円(同3.4下落)と反転下落となった。

 近畿圏の平均価格は3,222万円(同0.8%上昇)と2ヵ月連続で上昇。府県別では、大阪府が3,084万円(同0.3%上昇)と3ヵ月連続の上昇で、兵庫県は3,787万円(同3.9%上昇)と2ヵ月連続上昇となった。京都府は3,169万円(同3.7%上昇)と、3ヵ月ぶりに反転上昇した。

 中部圏は3,875万円(同0.1%下落)、愛知県は3,965万円(同1.0%増加)と、おおむね横ばいながらわずかに下落した。


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