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シェアオフィスでオープンイノベーション支援を拡充

 三井不動産(株)は、法人向けシェアオフィスとして展開する「ワークスタイリング」事業において、オープンイノベーションに向けたサポートサービスを拡充する。

 「ワークスタイリング」は現在、多拠点型シェアオフィス「SHARE」、24時間入室可能なサービスオフィス「FLEX」、泊まれるワークスペース「STAY」と3つのサービスを全国31拠点で展開しており、11月に「東京ミッドタウン日比谷(FLEX)」「新宿三井ビルディング(FLEX)」を開設予定。開業より1年5ヵ月が経過し、現在、利用企業は200社を超えている。

 現在、「ワークスタイリング八重洲」と「ワークスタリング東京ミッドタウン」の2拠点に配置している人と人をつなぐことを目的とした「ビジネススタイリスト」を、11月に開設する新拠点「東京ミッドタウン日比谷」にも配置する。
 これまで会員企業のニーズに合わせトライアル的に実施してきた交流イベントや共同開発等の企業間コラボレーションなどの相談窓口を新たに設置。全国31拠点のワークスタイリングを活用した新商品テストマーケティング、業種を超えた商品開発のワークショップ、会員企業同士の交流を目的としたイベントの定期的開催など、より一層、企業間コラボレーションをサポートしていく。

 29日より、未来・スポーツ・教育・フィンテック・メディアなど20名を超える専門家のなかからビジネススタイリストが目的に応じて最適な専門家をつなぐ「テーマエキスパート」制度も開始。新規事業などの検討開始前に専門家にヒアリングしたいといったニーズに応える。

 また、同日、同施設のホームページ内で新メディア「WORK STYLER SALON」を公開。「働く」をテーマに、オピニオンリーダーへのインタビュー記事や会員アンケートに基づくリサーチ記事など、オープンイノベーションに役立つ記事を発信していく。


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