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「運動習慣あり」は年齢が上がるほど高く

 積水化学工業(株)住宅カンパニーの調査機関である(株)住環境研究所、および同研究所内に設置されている生涯健康脳住宅研究所はこのほど、中高齢者の自宅における運動に関する意識・実態調査の結果を公表した。調査対象者は首都圏の積水ハイム入居者1万4,000人で、有効回答は897件。

 定期的に運動をしているかについては、「定期的に運動を実施」が52%、「運動習慣はないが、生活の中で身体を動かすようにしている」が24%、「しなくてはと思うが何もしていない」が22%となった。年齢別に見てみると、「定期的に運動を実施」との回答割合は、70歳代以上で67%、60歳代で54%、50歳代で41%と年齢が下がるほど下がり、40歳代以下ではわずか34%にとどまった。

 今よりもっとスポーツや運動をしたいかと聞いたところ、「思う」が71%と、運動意向が高いことが分かる。また「思う」との回答者に運動について重視することを聞いたところ、「無理なく続けられる」(72%)、「健康面・身体面での効果が実感できる」(66%)、「精神面での効果が実感できる」(39%)の順となった。

 自宅で運動している人の割合は66%で、自宅内の運動実施場所は、「リビングや和室等」か83%、「廊下や階段ホール等」が11%、「運動するための専用個室」が4%となった。


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