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横浜ランドマークにロボットを導入/三菱地所

コミュニケーションロボット「EMIEW3」(左)と「EMIEW-TT」(右)

 三菱地所(株)は、「横浜ランドマークタワー」(横浜市西区)において、コミュニケーションロボット「EMIEW3(エミュースリー)」4台の導入・運用を決定した。

 同社は、丸の内エリアの「オープンイノベーションフィールド」化を進めており、先端技術・テクノロジーのまちづくりにおける有用性等について調査・研究を行なう「Marunouchi UrbanTech Voyager」プロジェクトに取り組んでいる。「EMIEW3」の導入は、横浜地区における同プロジェクトの一環として取り組むもの。

 「EMIEW3」は、(株)日立製作所が開発したコミュニケーションロボット。多言語会話と自律走行機能を持ち、公共空間での利用に求められる雑音環境下での音声認識性能に特長がある。これまで三菱地所本社をはじめ、駅や空港、商業施設等、さまざまな施設において実証実験を実施。「EMIEW3」が正式導入されるのは今回が初となる。

 併せて、タブレットで「EMIEW3」のアバター(分身)と会話ができるアプリ型のコミュニケーションロボット「EMIEW-TT(エミューティーティー)」も1台試験導入する。

 導入場所は、69階展望フロアスカイガーデン、2階展望フロアチケット売り場。多言語(日本、英語、中国語)での施設案内、チケット購入方法の案内の他、スカイガーデンからの景色紹介や、クイズゲーム等エンターテイメント機能などを行なう。

 導入開始は12月11日の予定。


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