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「新さっぽろ」駅周辺で医療・学校含む大規模PJ

「(仮称)新さっぽろ駅周辺地区G・I街区開発プロジェクト」、I街区の完成予想図

 大和ハウス工業(株)など7者コンソーシアムは17日、札幌市営地下鉄「新さっぽろ」駅周辺の土地(札幌市厚別区)を取得。大規模複合開発プロジェクト「(仮称)新さっぽろ駅周辺地区G・I街区開発プロジェクト」に着手する。

 札幌市による市営団地跡地の公募提案型売却に応募し、2017年3月に最優秀提案者に選ばれていた。同社以外のコンソーシアムのメンバーは、大和リース(株)、医療法人新さっぽろ脳神経外科病院、医療法人新札幌整形外科病院、医療法人記念塔病院、学校法人札幌学院大学、学校法人産業技術学園。

 開発総敷地面積は、一部借地を含む約5万5,700平方メートル。取得面積は4万9,263.08平方メートル。大学・専門学校を「G街区」に、分譲マンションやホテル、商業施設、医療施設については「I街区」に整備する。各施設を空中歩廊でつなぎ、JR「新札幌」駅ともつなげる予定。 19年3月に着工し、完成は23年3月を見込む。総事業費は約500億円。

 大和ハウスは分譲マンション(総戸数約210戸)とホテル(総室数約220室)等を供給。分譲マンションは敷地面積約4,230平方メートル、鉄筋コンクリート造地上30階建て、延床面積約2万2,800平方メートル。22年11月に竣工する予定。ホテルは敷地面積約2,420平方メートル、鉄筋コンクリート造地上12階地下1階建て、延床面積約1万4,300平方メートル。23年3月の竣工予定。


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