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景気DI、5ヵ月連続悪化も不動産はプラスに

 (株)帝国データバンク(TDB)は9日、2019年4月の「TDB景気動向調査」の結果を発表した。調査対象は2万3,174社、有効回答は9,775社。

 同月の景気動向指数(景気DI:0~100、50が判断の分かれ目)は、46.8(前月比0.1ポイント減)で5ヵ月連続の悪化。大型連休などを背景としたコスト増や工事関連の停滞が響き、後退局面入りの兆しが引き続き見られた。

 業種別にみると、10業界中6業界が悪化、4業界が改善した。「不動産」は48.7(同1.3ポイント増)と改善。特に北海道においては、公共工事などの作業員向けの賃貸住宅需要が強く、同地区の「不動産」の景況感は全10地域で最も高かった。

 「建設」は52.8(同0.8ポイント減)と、減少した。


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