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ホテル事業等成長市場に注力/サンフロ

 サンフロンティア不動産(株)は10日、2019年3月期決算説明会を実施した。

 当期(18年4月1日~19年3月31日)の売上高532億9,100万円(前期比12.3%増)、営業利益133億500万円(同18.4%増)、経常利益128億1,300万円(同19.1%増)、当期純利益87億8,300万円(同18.4%増)となった。

 主力のリプランニング事業は物件の仕入れが好調だったことから、売上高425億700万円(同10.0%増)、セグメント利益136億2,500万円(同18.7%増)となった。利益率は、32.1%(同2.4ポイント増)と過去最高となった。

 不動産サービス事業は、プロパティマネジメント事業が管理受託棟数は373棟(前期末比1棟増)に。ビルメンテナンス事業では、外窓・外壁等の高所清掃や補修作業を強みに、プロパティマネジメント部門との共同を推進したため受託棟数が伸長し、売上高・利益が増加。仲介事業は、売買仲介手数料の減少により売上高、利益ともに減少。セグメント全体の売上高は、31億7,900万円(同1.4%減)、セグメント利益18億9,800万円(同4.7%減)となった。

 オペレーション事業は、ホテル事業が、既存ホテルの客室単価、稼働率が堅調に伸長するなど好調。売上高38億9,800万円(同34.5%増)、セグメント利益4億1,200万円(同41.7%増)となった。

 次期は、売上高700億円、営業利益145億円、経常利益140億円、当期純利益95億円。同社代表取締役の堀口智顕氏は、「リプランニング事業やプロパティマネジメント事業など、オフィスビルに関わる分野をこれまで通りコアとしながら、ホテル事業等の成長市場へのチャレンジも進める。ホテル5物件に加え、コンドミニアムホテルも開業する予定。また、19年3月期から開始した中期経営計画で積極展開することとした海外事業も、9月にベトナムで『HIYORI Garden Tower』を竣工する見込みで、その次の事業もすでに始動している」などと話した。


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