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首都圏新築戸建、成約価格3ヵ月ぶりマイナス

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は30日、同社ネットワークにおける2019年4月の首都圏新築戸建てと中古(既存)マンションの登録・成約価格データを公表した。

 新築戸建の平均成約価格は、首都圏3,465万円(前月比0.5%下落)と3ヵ月ぶりのマイナスとなった。地域別では、東京23区が4,766万円(同3.9%下落)、神奈川県が3,577万円(同1.2%下落)とそれぞれ2か月連続マイナスとなったほか、東京都下が3,612万円(同2.2%下落)と反転下落したことが主因。埼玉県は3,030万円(同0.1%上昇)、千葉県は2,951万円(同4.2%上昇)といずれもプラスとなった。

 09年1月を100として算出した成約価格指数も97.9(同0.4ポイント低下)と、3ヵ月ぶりのマイナスとなった。

 既存マンションの成約価格は、首都圏で2,598万円(同4.9%下落)と2か月連続のマイナス。価格水準の高い東京23区が3,701万円(同0.8%下落)となったほか、千葉県が1,388万円(同19.6%下落)と大幅マイナスとなったことが主因。東京都下は2,533万円(同8.8%上昇)、埼玉県も1,926万円(同1.9%上昇)となった。神奈川県は2,270万円(同2.3%下落)。

 1戸当たりの成約価格指数は130.4(同6.7ポイント低下)、1平方メートル当たりの成約価格指数は141.7(同6.1ポイント低下)と、いずれも低下した。


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