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東京Aグレードビル空室率、3ヵ月連続で1%

 JLLは10日、2019年5月末時点での東京Aグレードオフィス空室率・賃料を発表した。

 対象となるのは、東京都心(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)に立地する、1990年以降竣工の新耐震基準に適合したオフィスビル。延床面積3万平方メートル以上、基準階床面積1,000平方メートル以上、地上20階建て以上。

 空室率は1.0%(前月比横ばい)で、前年比では2.2ポイントの低下。3ヵ月連続で1.0%と横ばいで推移した。大手町・丸の内を含むサブマーケットで空室増加がみられたものの、日本橋・京橋を含むサブマーケットでは減少した。

 1坪当たりの月額賃料は、3万9, 174円(同0.5%上昇)。前年比5.5%上昇となり、堅調な需要と既存ビルにおける限定的な空室を背景に、賃料はすべてのサブマーケットで上昇基調が続いている。


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