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インスペクション、5割が認知も利用者は1ケタ

 健美家(株)は11日、不動産投資に関する意識調査「インスペクションの現状について」の結果を公表した。調査は4月24日~5月8日、同社が運営する情報サイトの登録会員8万1,000人を対象にインターネットアンケートで実施。有効回答数は522人。

 「インスペクションがどのようなものか知っているか」の問いでは、「以前から知っている」が52.3%と、「知らない」の39.7%を大きく上回った。

 一方、物件購入の際にインスペクションを実施したのは8.7%、物件売却活動時にインスペクションを実施したのは8.0%と、いずれも1割以下に留まった。

 「今後、インスペクションを重視したいと思うか、または既にしているか」の問いでは、「購入時に重視したいと思う」が52.8%、「しないと思う」が36.8%、「売却時に重視したいと思う」が18.4%だった。


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