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老朽化ビルをコワーキングなどの複合施設に

「TENNOZ Rim」外観イメージ

 パナソニック(株)、三菱地所レジデンス(株)、寺田倉庫は19日、コワーキングスペースなどの複合施設「TENNOZ Rim」(東京都品川区)をオープンした。

 パナソニックが保有する築26年の老朽化ビルを、3社共創で各社の強みを掛け合わせてリノベーションした。延床面積1,343平方メートル。コワーキングスペース(三菱地所レジデンス、469平方メートル・93席)、次世代オフィスラボ(パナソニック、46平方メートル)、都内有数の広さで、ミュージカルやドラマ、ダンスなどの稽古場としての活用を見込むリハーサルスタジオ(寺田倉庫、474平方メートル)のほか、マルチ・コミュニティ・スペース((株)FRAMELUNCH運営、224平方メートル)などで構成する。

 「コワーキングスペース」では、パナソニックの最新照明技術やナノイー発生装置内蔵の空調のほか、職場環境を人間に最適な自然環境に近づける理論を導入。「次世代オフィスラボ」では、コワーキングスペース運営で得られたセンサー情報を蓄積・分析し、次世代オフィスソリューションの開発を行なっていく。


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