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ワーケーションで地域活性化/伊豆急G

サテライトシェアオフィス「VacationOffice 伊豆高原駅」

 伊豆急ホールディングス(株)、伊豆急行(株)をはじめとする伊豆急グループ各社は1日、東京急行電鉄(株)と連携し、リゾート地におけるテレワーク「ワーケーション」を通じた伊豆エリアの地域活性化に取り組むと発表。サテライトシェアオフィス「VacationOffice 伊豆高原駅」を17日に開設するほか、「テレワークde伊豆」と称しテレワークを推進していく。

 「VacationOffice 伊豆高原駅」は、伊豆急行線「伊豆高原」駅直結・改札外施設「伊豆高原やまもプラザ」内に位置。個室8室、会議室1部屋(6席)を備えたサテライトシェアオフィス。Wi-Fiのほかコンセントを完備しており、3時間1人500円で利用できる。東急電鉄が運営するサテライトシェアオフィス「NewWork」と提携し、同施設の会員は提携料金で利用することも可能。出張中のオフィスワーカーやフリーランスだけでなく、地域住民もターゲットとしている。

 「テレワークde伊豆」については、伊豆急行線沿線の各市町、観光協会・旅館組合のほか、ワークスペース事業者などと協力しながら、総務省、内閣府等が展開する「テレワークデイズ2019」期間にとどまらず、年間を通じてテレワークを推進。地域活性化を目指す。第1弾企画として、(株)東急シェアリングが24・25日にワーケーション体験イベントを実施する予定。

 なお、伊豆急ホールディングスおよび伊豆急行では、事務系社員を対象に、始業・終業時刻をライフサイクルに合わせた多様な働き方の選択肢を提供。今後も、自らも多様な働き方を実践していくことで、「住む」「訪れる」場所としてだけでなく「働く」場所として伊豆エリアのさらなる魅力向上を目指していく。


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